振動の計算方法
振動の要素である加速度、速度、変位は、振動の周波数(1秒間に繰返す回数;Hz)と要素の1つが判明していれば、他の要素を計算で求めることができます。以下にその計算方法について説明します。AVD変換ソフトのダウンロードは、認証パスワード取得ページからパスワードを取得後、ダウンロードページへ進みダウンロードして下さい。
Step1
弊社が無料で提供するAVD変換ソフトを用いて、振動の計算方法を紹介します。ダウンロードしたAVD Converter Version 1.00のショートカットをデスクトップに置き、ダブルクリックすると、アプリケーションが起動します。
Step2
AVD Converter Version 1.00の初期画面です。
Step3
周波数の欄に、半角数字で任意の周波数を入力します。周波数は必ず入力しなければなりません。画面は159Hzの例です。
Step4
続いて、振動の中で既に判明している要素の欄に、判明している数値を半角数字で入力します。画面は加速度値の10m/s^2を入力した例です。
入力を終えたら、「選択」グループの中の加速度ラジオボタンにチェックを入れます。
Step5
「計算」ボタンを押すと、残りの要素(画面例の場合は、速度と変位)の計算結果が表示されます。出力結果は全て片振幅(o-p ; ゼロ ツウ ピーク)です。
Step6
同様に他の要素についても計算することができます。
画面例は、周波数63Hz、速度10mm/sの場合の入力例です。「選択」グループの中の速度ラジオボタンにチェックを入れます。
Step7
計算を押すと他の要素の計算結果が表示されます。
これらの計算結果は、トリパタイトグラフの上でも確認することができます。
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