トリパタイトグラフの見方 振動諸元換算表

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トリパタイトグラフは別名「振動諸元換算表」とも呼ばれ、一般的には対数グラフで描かれています。

左が代表的なグラフで、横軸(X軸)は周波数(Hz)を表し、縦軸(Y軸)は速度(cm/s)を表しています。

左下から右上に描かれている線(水色の線)は、加速度(m/s^2)を表し、右下から左上へ描かれている線(紫の線)は、変位(m又はmm)を表しています。

グラフから変位と加速度の特徴が判りますが、変位は周波数が小さくなると大きくなり、加速度は周波数が大きくなると大きくなります。

グラフの具体的な使い方

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変位をD(m)とすると、速度V(m/s)は、
V=ω×D=2πf×D・・(1)
加速度A(m/s^2)は、A=ω×V=ω^2×D=(2πf)^2×D・・(2)
で表すことができます。

ここで、fは周波数(Hz)を表します。π(ぱい)は円周率で、3.1415・・です。

左のグラフで赤丸の部分は、周波数16Hz、速度2cm/sの点です。
この点の加速度と変位を求めてみます。



加速度Aは、(2)式を用いてA=0.02(m/s)×2×π×16(Hz) =2.00(m/s^2) となります。
また、変位D(m)は、(1)式を用いてD=V/(2πf)=0.02(m/s)/(2×π×16)=0.0001999m=0.2 mmとなり、計算した加速度の結果は、水色の線と一致し、また変位は紫の線と一致します。

振動の周波数(Hz)と加速度、速度、変位の一つが判明していれば、他の値をグラフから読取ることができます。

振動をよく利用される方のために、振動の計算が簡単にできるフリーソフトを提供しています。ご興味のある方は、振動の計算方法を参照して下さい。

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